【メルボルン(オーストラリア)15日=今村健人】シンクロナイズドスイミング日本代表が、中国に過剰反応を示し始めた。前ヘッドコーチ(HC)の井村雅代氏がHCに就任した中国に対し ..
コーチらにかん口令を敷いていることが分かった。一方の井村HCは 日本を褒めたたえる対照的な姿。明日17日開幕の水泳世界選手権を前に 両チームの温度差は明らかだ。
関係者によるとコーチらには「井村の井の字も 中国の中の字も一切 口に出さないように」と通達されているという。この日 本番会場で公式練習を終えた日本は 足早に会場を離れた。「ホテルに朝食を待ってもらっているため」(金子チームリーダー)で予定通りの行動だったが 直後に現れた井村HCらとは顔を合わせなかった。午後は日本が独自で用意した練習場で 非公開で調整した。
昨年アジア大会で中国に歴史的敗北を喫した直後 井村氏が同国HCに就任し大きな波紋を呼んだ。今大会が「初対決」となることもあり雑音を封じる意味での「かん口令」だという。だが当の井村HCは「(日本は)足技が力強くなったと思った。お互いに最高の力が出せればいいのよ」と褒めちぎり 日本チームとは「すれ違えばあいさつしているわよ」と笑顔も見せた。ピリピリ気味の「金子日本」と 穏やかな「井村中国」。前哨戦が水面上で幕を開けた。